あなたも合格できる!公務員試験の基礎知識を徹底解説!

こんにちは、愛知県新城市の土地家屋調査士の淵名です。
私は、土地家屋調査士業界に携わる以前は、地方公務員として勤務していました。
その時の記事はこちらに書きました。
その他、公務員の人事異動に関する内容の記事も更新しましたが、今回は「公務員試験」というテーマで書いてみたいと思います。
はじめに
公務員試験は「安定した職」「社会貢献」「福利厚生の充実」など、多くの魅力があります。
一方で試験区分や科目が多岐にわたり、初めて挑戦する方にはハードルが高く感じられるかもしれません。
本記事では「公務員試験の基本構造」「科目のポイント」「勉強法」「合格のコツ」をまとめました。
なお、本記事は私の経験を踏まえ、現在の試験制度に対応する形で記載していますが、内容の誤りや情報が古いなどあると思います。訂正修正などのコメントもお待ちしています。
1.公務員試験の種類と区分
国家公務員試験
・総合職(国家総合職):省庁の上級管理職候補。教養+専門+論文+面接。難易度は最も高い。
・一般職:各省庁の事務系・技術系。教養+専門、地方上級とほぼ同内容。
地方公務員試験
・都道府県・政令指定都市:上級(大学卒程度)と初級(高卒程度)に分かれる。
・市区町村:規模や自治体によって特色あり。専門科目を課す自治体もある。
その他
・国家専門職(裁判所職員、法務職員、自衛官 etc.)
・公社・独立行政法人の職員採用
2.試験制度の基本構造
試験は一次試験(筆記)→二次試験(論文・作文・面接)→最終合格の流れ。
・一次試験:教養試験(共通科目)と専門試験(区分ごと)
・二次試験:論文(志望動機や政策提言)、集団面接、個別面接、性格検査など
・選考期間:応募から内定まで半年~1年。スケジュール管理が重要
3.主要科目と配点イメージ
教養試験(配点40~50%)
・数的処理:計算速度と論理的思考力を問う
・文章理解:読解力・要約力
・判断推理・資料解釈・人文科学・社会科学・自然科学
専門試験(配点50~60%)
・法律系:憲法・行政法・民法など
・経済系:マクロ・ミクロ経済学、財政学
・行政学:地方自治論、行政組織論
・技術系:建築・土木・情報処理など志望分野による
4.効率的な勉強法と学習計画
学習計画の立て方
・試験日から逆算して勉強スケジュールを作成
・科目ごとに「インプット期」「アウトプット期」「直前期」を設定
過去問活用
・過去5年分を最低2周。問題形式や出題傾向を把握
・間違えた問題はノートにまとめ、定期的に復習
模試・予備校の活用
・自分の実力を客観評価
・弱点科目を早期に特定し、対策を集中
5.合格を掴むための5つのコツ
1.得意科目で貯金を作る
2.苦手科目は「捨て問」を見極める
3.毎日の勉強ルーティンを確立
4.時事問題は新聞・ニュースサイトで最新情報をキャッチ
5.メンタル管理と体調管理を最優先
6.よくある質問(FAQ)
Q1:いつから勉強を始めればいい?
A:大学3年の秋、または社会人3年前後から準備を始めるのが一般的。
Q2:独学と予備校どちらがいい?
A:自己管理に自信があるなら独学、計画やモチベーション維持が不安なら予備校がおすすめ。
Q3:勉強時間の目安は?
A:一次試験合格を目指すなら1日3~5時間、半年で900~1,200時間程度が目安。受験先、科目数により異なりますので、公務員試験予備校にある合格体験記などを参考にしてみてください。
まとめ
公務員試験は科目数や試験区分の多さで尻込みしがちですが、「合格のメカニズム」を理解し、戦略的に学習を進めれば必ずクリアできます。
まずは自分の志望先を決め、試験日程と科目を確認。学習計画を立てたら、過去問演習を中心にインプットとアウトプットをバランスよく繰り返しましょう。
本記事があなたの合格への第一歩となることを願っています。公務員試験合格、応援しています!
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