地方公務員あるある(後編)|役所で働くと見えてくる“リアルな日常”を元職員が語る

はじめに
こんにちは。愛知県新城市で土地家屋調査士をしている淵名です。
私は元公務員として、役所の現場で働いた経験をもとに「地方公務員あるある」をシリーズでお届けしてきました。
前編では「異動」「窓口」「決裁ルート」、中編では「繁忙期」「出世」「会議」「田舎文化」を取り上げました。そして最終編では、さらに深いテーマ――昇任試験、若手職員の本音、転職事情、働き方改革の理想と現実――に切り込みます。
あるある① 昇任試験のプレッシャー
- 試験勉強と日常業務の両立が難しい。
- 合格しても「責任が増えるだけ」と感じる職員もいる。
- 不合格になると周囲の目が気になる。
昇任試験は「能力を測る」ための制度ですが、現場では「人事課の都合」「年功序列の延長」と捉えられることもあります。試験に合格して管理職になれば給与は上がりますが、残業・会議・人間関係の調整も増え、精神的な負担は大きくなります。
👉 読者への問いかけ:あなたの職場でも昇任試験のプレッシャーを感じることはありますか?
あるある② 若手職員の本音
- 「やりがいはあるけど給料が低い」
- 「民間の友人と比べると出世が遅い」
- 「新しいことをやりたいのに前例踏襲で潰される」
若手は「地域のために働きたい」という思いを持って入庁しますが、現場では保守的な文化に直面します。やる気が削がれる一方で、住民から直接「ありがとう」と言われる瞬間は大きなやりがいにつながります。
👉 読者への問いかけ:あなたの職場でも若手の本音が埋もれていませんか?
あるある③ 公務員の転職事情
- 給与が低く、生活設計が難しい。
- やりがいを求めて民間企業へ。
- 地域外で働きたいが、役所では異動範囲が限られる。
「公務員経験は評価されるのか?」という不安もありますが、実際には「調整力」「事務処理能力」「法令知識」などが民間でも高く評価されるケースがあります。ただし、転職には勇気が必要で、「安定を捨てるリスク」と「新しい挑戦」の間で揺れる職員が多いのも事実です。
👉 読者への問いかけ:あなたの周りにも公務員から転職した人はいますか?
あるある④ 働き方改革の理想と現実
- 繁忙期は残業が当たり前。
- 会議文化・決裁ルートが改革を阻む。
- 「改革の旗振り役」自身が残業している矛盾。
働き方改革は「制度」としては導入されても、現場の文化や慣習が根強く残っているため、なかなか浸透しません。若手とベテランの間で温度差が生じることもあり、結局は「人間力」と「組織文化の変革」が鍵となります。
👉 読者への問いかけ:あなたの職場でも働き方改革の理想と現実にギャップはありませんか?
まとめ:公務員のキャリアは多様化へ
地方公務員の働き方は、安定だけでは語れません。昇任試験のプレッシャー、若手の本音、転職事情、働き方改革の理想と現実――これらはすべて現場で働く人々のリアルな声です。
元公務員として言えるのは、公務員のキャリアは今後ますます多様化していくということです。「安定を選ぶ人」「挑戦を選ぶ人」「地域に根ざす人」――それぞれの選択が尊重される時代になりつつあります。
このシリーズを通じて、公務員の働き方の裏側を少しでも伝えられたなら幸いです。読者の皆さまが「あるある」と共感しつつ、自分の働き方を考えるきっかけになればと思います。
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