【乃木坂46×土地家屋調査士業務】乃木坂46の“期別メンバー”に学ぶ、筆界と地目の違い

■はじめに
こんにちは、愛知県新城市の土地家屋調査士淵名です。
乃木坂46と土地家屋調査士業務のコラボ第2弾に挑戦します!
第1弾はこちらから
今回は、乃木坂46の“期別メンバー”に学ぶ、筆界と地目の違い というテーマで書いてみたいと思います。
1.筆界と地目──基礎の整理
土地を分けるとき、まず押さえたいのが「筆界」と「地目」という二つの概念です。
• 筆界(ひっかい):登記簿上で隣接する土地同士を分ける境界線。公図や現地調査によって確定し、一度定まると変更手続きが複雑になります。
• 地目(ちもく):土地の用途や性質を分類する項目。宅地・田・畑・山林・原野などに分かれ、用途変更の際には届出が必要です。
筆界は「誰と誰を分けるか」のライン、地目は「何をどのように使うか」のラベルのようなもの。
乃木坂46を例に考えると、それぞれの期別メンバーがグループの“境界”と“属性”を体現するモデルに見えてきます。
2.期別メンバーの区切り=筆界のイメージ
ここでは、各期別メンバーの特徴を私なりに捉え、イメージを記載したいと思います。
なお、6期生についてはまだ特徴を把握しきれていないため、今回は省略させていただきます。
6期生ファンの皆様、申し訳ございません。
1. 1期生(2011年結成)
グループ誕生の柱。秋元真夏や白石麻衣ら36名でスタートし、「乃木坂46」という“土地”の原形を作りました。
筆界で言えば最初の境界線。基礎がぶれないように、強い結束と統一感を重視した立ち上げ期です。
2. 2期生(2013年加入)
14名が新風を吹き込む形で加入。新たなセンターが誕生するなど、表現の幅が広がりました。
地味に聞こえがちな“地目”でいうところの「田」「畑」から「宅地」へと用途を変え、新たな価値を創出したイメージです。
3. 3期生(2016年加入)
与田祐希、山下美月、梅澤美波ら12名。歌唱力やダンス、演技といった個々の専門性が確立し、グループ全体に厚みが増した成熟期。
多彩な活用が可能な属性へと変わりました。
4. 4期生(2018年加入)
遠藤さくら、賀喜遥香ら11名と、弓木奈於ら新4期生5名を併せた計16名で構成。乃木坂46の中心を担う次世代として、安定した人気と実績を築いています。
筆界では前の世代から明確に区切られる新しい区画、公益的用途を帯びたゾーンをイメージするとわかりやすいでしょう。
3.5期生──新世代の地目変更
2022年2月に11名が加入した5期生は、グループの未来を象徴する「新たな地目と筆界」と言えます。
• 一ノ瀬美空/池田瑛紗/奥田いろは…レギュラー番組やミュージカルなどで多才ぶりを発揮。
• 井上和/五百城茉央/冨里奈央…モデル業や雑誌で注目度急上昇。
• 岡本姫奈/川﨑桜/…バレエやフィギュアスケートといったスペシャルな才能を活かした活躍。
• 小川彩/菅原咲月/中西アルノ…キャラクター性を武器に冠番組などでファンを獲得。
5期生は加入オーディション応募数87,852人という歴史的倍率を経て選ばれた11名。筆界としての“境界線”はもちろん、多目的性を併せ持つ属性に切り替えが済んだばかり。
まさに新たな地目変更の手続きを終えた直後の土地のように、ポテンシャルの高さと将来性が群を抜いています。
5期生が示す三つの特徴
• 圧倒的な多様性:11名全員がまったく異なるタレント性を持ち、グループの用途区分(歌唱・モデル・ドラマ・YouTubeなど)を大きく広げる。
• 高い“即戦力”:加入直後からレギュラー番組での活躍、雑誌連載、CM出演と多彩な実績を積み、商業価値を急速に上げている。
• ファンとの距離感:メンバーと直接コミュニケーションをとることができる「ミート&グリート」における売り上げがすさまじく、親密さを実現。
筆界がしっかり確認されて初めて1区画として安心できるように、5期生はまず“誰がどこにいるか”を明確化。地目変更と同じく手順を踏んだ上でその価値を最大化しています。
4.筆界は固定、地目は変更可能
• 筆界…一度確定すると簡単には変更できない。隣接とのトラブルを防ぐためにも、期別区分(世代区分)を明確にすることが大切です。
• 地目…用途変更には届出が要るものの、必要に応じて再分類できる。メンバー属性も、歌唱中心からモデル中心へと徐々にシフトできる柔軟性があります。
乃木坂46の期別メンバーは、筆界のように「ここまでが○○期」としっかり区切った上で、地目のように各自の得意分野(歌・ダンス・演技・モデル・動画配信)をラベルとして活用し、グループ全体を豊かにしています。
まとめ:学びと応用
1. 期別は「誰が隣り合うか」を決める筆界そのもの。
2. メンバーの才能分野は、用途変更ができる地目のように資産価値を高める。
3. 5期生は最新の地目変更を終えたばかりの“新用途区域”として、未来の可能性を示している。
土地もアイドルも、境界をきちんと定めたうえで用途を自由に切り替えられる柔軟性こそが、価値を最大化する鍵。
あなたの土地活用、あるいはチーム編成にも、この考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか?
次は実際の手続きや応用方法についても深掘りしてみましょう。
人気ブログランキング

