令和7年度行政書士試験を振り返る②(問21から40 行政法の途中から会社法まで)

こんにちは!
愛知県新城市で土地家屋調査士を務める淵名大輝(ふちな だいき)です。

前回の記事で、今年度の行政書士試験の問題の振り返りをしています。

前回の記事はこちらから

今回は、第2弾として、問21から40 行政法のから会社法まで の振り返りをします。

下記の構成で振り返っていこうと思います。

  • 問題のテーマ
  • 問題の内容
  • 問題に対する個人的な見解や印象
  • 私の回答:試験当日に選択した選択肢や記述内容
  • 解答(速報ベース):各予備校が公表している解答速報に基づく正答
    なお、正答については、予備校の速報を参照しております。正式な正誤判定は、後日行政書士試験研究センターから公表されるものをご確認ください。

1.問題㉑から㉖(行政法)

問題21 国家賠償法に関する問題(〇)

国家賠償法に関し、妥当な肢を選ぶ問題でした。過去問やテキスト、条文知識を満遍なく問われていますが、私としては比較的易しい問題だと感じました。4を選択し、正解でした。

問題22 条例の適法性に関する問題(地方自治法)(〇)

地方自治法において、条例の適法性に関し誤った肢を選ぶ問題でした。。過去問やテキストで取扱いのある判例知識が問われており、判例の結論を理解していれば正解を選ぶことが出来ます。私は5を選択し、正解でした。

問題23 都道府県における知事と議会の関係に関する問題(地方自治法)(〇)

都道府県における知事と議会の関係に関し、妥当なものを選ぶ問題でした。過去問やテキストで取扱いのある内容が中心でしたが、テーマ自体が難しいので、身構えてしまう問題です。しかし、問われていたのは基礎的な知識であったため、正解を選ぶことが出来ます。私は2を選択し、正解でした。

問題24 国又は都道府県の関与に関する問題(地方自治法)(×)

普通地方公共団体に対する国又は都道府県の関与に関し、妥当な肢を選ぶ組み合わせ問題でした。今振り返ると、テキストレベルの知識を問われていると思いますが、私を含めた受験生の大半は苦手とする分野であり、解答の選択に悩みました。アとウは主語が異なるものの似たような内容の問で、あいまいな知識では太刀打ちが出来ない問題であり、苦戦しました。私は5を選択しましたが、正解は2でした。

問題25 建築に関わる紛争に関する問題(〇)

建築に関わる紛争というテーマで、行政法における横断的な問題でした。判例知識が中心で、一つ一つの肢の内容はさほど難しくはないものの、一つのテーマとして出題されると少し自信がなくなる問題でした。近年の行政書士試験では、一つのテーマについて総合問題が出題される傾向があるので、次年度以降も要注意です。私は3を選択し、正解でした。

問題26 行政機関情報公開法に関する問題(×)

行政機関情報公開法関して、妥当な肢を選ぶ問題でした。出題予想をする予備校もあり、準備していた受験生も多かったと思いますが、細かい知識を問われ、今回の行政法の中では正解率が低かったようです。肢2と3はテキストレベルだったため迷うことなく判断できましたが、その他の肢は初見であったため、判断が出来ませんでした。私は1を選択し、正解は4でした。

2. 問題㉗から㉟(民法9問)

問題27 行為能力に関する問題(民法総則)(〇)

民法総則における行為能力に関して、誤っている肢を選ぶ問題でした。過去問やテキストで取扱いのある基礎的な知識を問う問題でした。易しい問題だと思います。私は3を選択し、正解でした。

問題28 代理人の行う代理行為に関する問題(民法総則)(〇)

民法総則における代理人の行う代理行為に関し、妥当な肢を選ぶ組み合わせ問題でした。基礎的な知識を問われているような肢が多く、一見解きやすそうに見えますが、条文やテキストの内容をしっかりと理解していないと判断に迷う問題が多く感じました。肢イとオについて自信を持って判断できたため、解答することが出来ました。私は3を選択し、正解でした。

問題29 即時取得に関する問題(物権)(×)

物権における即時取得に関し、妥当な肢を選ぶ組み合わせ問題でした。事例問題が中心で、内容を正確に把握しないと判断を誤ってしまいますが、過去問やテキストで取り扱いのある基礎的な知識を問う問題でした。易しい問題だと思います。私は5を選択し、正解でした。

問題30 担保物権に関する問題(物権)(×)

物権における担保物権に関し、妥当な肢を選ぶ問題でした。各予備校においても難問と評価される問題で、正解できればラッキーでしょうか。担保物権というテーマ自体苦手にしている受験生は多く、私もその一人です。なんとか知識を総動員して、肢3と5の二択まで絞れましたが、判断できません。最後はお祈りで回答しました。私は3を選択し、正解は5でした。

問題31 債権譲渡に関する問題(債権)(〇)

債権における債権譲渡に関し、妥当でない肢を選ぶ問題でした。売主、買主、債権譲受人の3者が登場し、各肢の事例を正確に把握する必要がありました。いずれも基礎的な知識が問われており、難化した民法においては解きやすい方の問題だったと思います。私は2を選択し、正解でした。

問題32 連帯債務に関する問題(債権)(×)

債権における連帯債務に関し、妥当な肢を選ぶ問題でした。テキストや過去問で取扱いのある内容が中心で、私も連帯債務については比較的得意であったため、自身をもって回答したい問題でしたが、肢1から3で悩んでしまいました。得意であると思い、細かい知識まで理解できていなかったと反省しています。比較的正答率が高い問題であったため、後悔しています。私は1を選択し、正解は2でした。

問題33 消費貸借契約に関する問題(債権)(×)

債権における消費貸借契約に関し、妥当な肢を選ぶ組み合わせ問題でした。後々振り返ると、出題予想をしている予備校もあったようですが、私は対策不足でした。テキストに記載がない細かい知識を問う肢が多く、十分に対策していても正解をするのは難しいと思います。正答率も低そうです。私は2を選択し、正解は3でした。

問題34 不当利得に関する問題(債権)(×)

債権における不当利得に関し、妥当な肢を選ぶ問題でした。条文、判例の知識が問われ、基礎的な知識を問う肢もありました。正解の肢4は過去問でも問われており、正解すべき内容でした。私は1を選択し、正解は4でした。

問題35 認知に関する問題(家族法)(〇)

家族法における認知に関し、誤っている肢を選ぶ問題でした。家族法からは久々の出題だったと思います。全肢1文であっさりした問題だったので、最初は戸惑いました。知っているか知らないかの問題であり、対策をしているかで正誤が分かれます。私は3を選択し、正解でした。

3. 問題㊱から㊵(商法1問 会社法4問)

問題36 交互計算に関する問題(商法)(×)

商法における交互計算に関し、誤っている肢を選ぶ問題でした。過去問やテキストで見たことないテーマであるため、タイトルを見た瞬間諦めました。捨て問と判断し、問題文を熟読することなく5を選択し、正解は1でした。

問題37 発起人に関する問題(会社法)(〇)

会社法における発起人に関し、妥当な肢を選ぶ問題でした。しっかりと対策していた分野であったため、自信をもって回答できました。今年の5問の中では比較的解きやすい問題かな?と思っていましたが、難問であったと評価する予備校もあるようです。。私は5を選択し、正解でした。

問題38 取締役会に関する問題(会社法)(×)

会社法における取締役会に関し、誤っているな肢を選ぶ問題でした。問37と同じく、対策をしていた分野であったため、解答には自信がありました。しかし、「みなされる」「推定される」の違いという、民法と会社法では要注意のあるあるにひっかかってしまいました。悔やまれる問題です。私は1を選択し、正解は5でした。

問題39 監査役および監査役会に関する問題(会社法)(〇)

会社法における監査役および監査役会に関し、誤っている肢を選ぶ組み合わせ問題でした。会社の種類については細かな知識が多いため、出たら半分諦めるつもりで勉強していました。にもかかわらず、正誤判断には妙に自信があり、肢4についても現場判断で誤りと判断しました。私は4を選択し、正解でした。

問題40 株券に関する問題(会社法)(〇)

会社法における株券に関し、正しい肢を選ぶ組み合わせ問題でした。テーマ自体もあまり出題がなく、今回の正答率を見ても、出来なくても問題がないかなと思います。肢ア、ウ、エに正誤は自信がある一方、イとオは判断できませんでした。組み合わせ問題だったため、自信がある3つの肢のみで回答できたことがいい方向に転んだなと思います。私は3を選択し、正解でした。

4. まとめ

3部シリーズの第2弾として、全60問のうち、問21から問40まで振り返りました。

各予備校の公表を見る限り、今年は民法と商法・会社法が例年より難しいと評価されています。

それもあり、私自身も出来が良くなく、この2科目に関しては得意科目ではなかったこともあり、何とか踏ん張れたなというのが正直な感想です。

次回は、最終回です。続き(問41から問60)の振り返りをしていきます。

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